高血圧症

みなさんおなじみの高血圧、でも高血圧には症状がないので気にはなっても、ついついそのままにしていませんか。ここでもう一度、みなさんと高血圧について考えてみたいと思います。

Q.1高血圧はなぜ恐いんですか?


A.1症状がないのが特徴だからです!

高血圧は特別な症状が出ないことが多く、知らない間に血管や心臓に負担がかかり、やがて突然、脳卒中や心臓病の発作を起こす場合があります。故に、高血圧は別名「サイレント・キラー(静かな殺し屋)」と呼ばれています。

<高血圧の進行状態と合併症>

  

軽い高血圧

中等度の高血圧

重い高血圧

 

 

脳卒中(脳出血・脳梗塞)

心臓

心臓肥大

 

狭心症・心筋梗塞

腎臓

 

タンパク尿

腎不全

その他

眼底変化

網膜出血・白斑

眼底浮腫
…つまり、血圧が高いと言われたら、自覚症状がなくても治療の開始が必要なのです!

Q.2高血圧の原因は何ですか?


A.2生活習慣と関係が深いです!

…みなさんはいかがですか?


Q.3動脈硬化とは関係ないんですか?


A.3高血圧は動脈硬化を促進させます!

高血圧と動脈硬化は共に代表的な生活習慣病で、お互いに深い関係にあります。高血圧があると動脈硬化になりやすく、動脈硬化があると高血圧になりやすいのです。動脈硬化は動脈の内側の壁が厚く、硬くなる状態なので、血管の内腔が狭くなり血液の流れに対する抵抗が大きくなります。そのため血圧が上がってしまうのです。


豆知識


「白衣性高血圧」ってご存知ですか?
血圧を測定するときは、気持ちを平静にすることが大切です。緊張すると血圧は高く出てしまいます。これを白衣性高血圧(診察室高血圧)と言い、普段よりも高い価が出てしまうことがあります。これは医師の前にいくと血圧が上昇する現象です。ある調査では、中年までの患者の約半数は、程度の差こそあれ、白衣性高血圧がみられたということです。
白衣性高血圧を確かめるためには、家庭でも血圧を測定することをお勧めします。1日の血圧変化を知る上でも大きなメリットがあり、それを医師に伝えることで治療の判断の材料にもなります。




高血圧療法において治療の基本は、薬を使わないで血圧を下げる一般療法です。その中でも特に大切なのが、食事療法と運動療法です。毎日の取組の継続が血圧降下につながります。


1.食事療法
ポイント1
食事療法は、まず塩分を控えることから始めましょう

加工食品は控えめに

汁物は1日1杯以下に

麺類も1日1杯以下
つゆも残します

調味料を控えるだけでなく、加工食品を控えることが塩分のとりすぎを防ぎます。

飲む時は具だくさんにして、量を7分目にするなど工夫しましょう。

つゆを飲まずに食べても、半分は口に入ります。麺類を食べる日は、他の食事で汁物を控えましょう。

新鮮な材料で料理を

洋風の食事も取り入れて

酸味や香辛料
香味野菜を利用

はじめから食塩が含まれる加工食品ではなく、新鮮な材料を使いましょう。

洋風の食事は、和風の献立よりも低塩分。脂肪を取り過ぎない程度に採入れましょう。

煮物より酢の物にするなど、酸味や香辛料、香味野菜(しょうが、ねぎ、しそ等)を上手に使うとおいしく減塩できます。


ポイント2
栄養バランスのとれた食事を

野菜や果物は毎日とること

牛乳は1日1杯

肉より魚がおすすめ


ポイント3
生活習慣の見直しを

食べ過ぎに注意!

禁酒・節酒が必要

ぜひ、禁煙を!



2運動療法
ゆっくりと緩やかに血圧を下げる効果がみられます。

効果1

※運動療法が適さない人


  • 重症の高血圧で脳卒中の危険性のある人
    眼底出血のある人

  • 心臓
    高血圧によって、心臓がひどく肥大している人
    むくみがあり心不全を生じやすい人
    冠動脈に異常があり狭心症や心筋梗塞を起こす恐れのある人

  • 腎臓
    蛋白尿が多く、腎臓の機能が低下している人

体内にある血圧を下げる物質が増え、血圧を上げる物質が減少。

効果2

運動療法を止めても一度下がった血圧はすぐには戻りません。
薬で血圧を下げた場合、薬を中断すると血圧はすぐに上昇したり、急激な血圧の変化が脳卒中等のきっかけになることもあります。運動療法では、止めてもすぐに、元の高い血圧にもどることはありません。




前へ
次へ

医療法人 敬節会 西中島クリニック
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島3-2-11
TEL:06(6301)5706 / FAX:06(6304)0117
info@nishinakajimaclinic.com
当サイトへのリンクまたは技術的なことに関するお問い合わせはこちらまでwebmaster@nishinakajimaclinic.com
Copyright Medical Corporation Keisetsukai Nishinakajima Clinic. All Rights Reserved