禁煙治療外来のご案内

「たばこは健康に良くないし、周囲の人にも迷惑をかけるので禁煙をしよう。」と思ったことがありませんか? 頭ではわかっていてもどうしてもやめられないと言う方が、喫煙者の大半であるのが現状のようです。しかし、たばこが喫煙者や非喫煙者(受動喫煙者)に与える悪影響は、みなさんの想像をはるかに超えたものです。今、ここでもう一度たばこと、たばこが人体に与える害について知り、勇気をもって禁煙を始めましょう。今からでも決して遅くはありません!


たばこはどうして健康に良くないのですか?
たばこの煙にはニコチン、種々の発がん物質・発がん促進物質、一酸化炭素、種々の線毛障害性物質、その他多種類の有害物質が含まれています。

  • ニコチン
    • たばこ煙の粒子相に含まれる精神作用物質、「毒物及び劇物取締法」の毒物。
    • 薬理作用により、中枢神経系の興奮と抑制が生じ、心臓・血管系への急性影響をもたらします。
    • 体内に吸収されたニコチンは代謝されてコチニンを生じるほか、最強の発がん物質を生成します。
    • たばこがやめられないのは、ニコチンの精神及び身体依存によるものです。
  • 一酸化炭素
    • 気相に含まれる有毒物質。赤血球のヘモグロビン(Hb)と強力に結びついて、一酸化炭素ヘモグロビン(CO-Hb)を形成し、血液の酸素運搬機能を妨げます。
  • タ−ル
    • たばこ煙の粒子相の総称。ニコチンや種々の発がん物質、発がん促進物質、その他の有害物質が含まれます。


喫煙は身体にどんな影響を与えますか?

喫煙により循環器系、呼吸器系などに対する急性影響 がみられるほか、様々な疾患のリスクが増大します。

女性の場合・・・
*不妊・月経不順・閉経が早まる・骨粗鬆症 になりやすいです。
*妊娠中に喫煙すると、妊娠合併症・胎児死亡・流産・早産・未熟児出産などに影響します。なぜなら、喫煙によって、妊婦自身の体のみならず、胎盤や胎児への血管が細くなり、胎児に十分な栄養や酸素が届かなくなるからです。生まれてからも、知能や発達の遅れ発育に影響し、SIDS(乳幼児突然死症候群)を引き起こす原因になります。


男性の場合・・・
 ED(勃起障害)を引き起こす原因にもなります。




周りの人にどんな影響があるの?
室内において喫煙者の吐き出す呼出煙とたばこの点火部から立ち上る副流煙が混ざり合った総称で、室内空気汚染物質の主たるものです。
副流煙は、各種成分の濃度が高く、ニコチンも強く作用するため、常習喫煙者より非喫煙者の方が、粘膜への直接刺激や肺から吸収された煙による症状・反応が強いことも確かめられています。また、喫煙男性の妻の肺がん死亡率は、非喫煙者の妻より明らかに高く、夫の喫煙量とともに高くなることが知られました。副鼻腔がんについても、夫の喫煙により非喫煙配偶者の死亡率が喫煙本数により、増加することがしられています。その他、非喫煙者において、受動喫煙が虚血性心疾患や脳虚血の発作も危険性を高めることがわかってきました。これらに加え、たばこ特有のにおいも協同して、他人の煙に対する不快感、迷惑はとても大きなものです。



喫煙者の多くは禁煙を希望していますが、心理的および薬理的依存性のために、禁煙に成功していません。効果的な禁煙方法とは、禁煙の動機づけをし、その実行に踏み切らせ、禁煙を維持するものですが、単一の方法ですべて有効なものはなく、いくつかの方法と要因の組み合わせが禁煙の成功をもたらすと考えられています。


禁煙治療外来について
(完全予約制)
ご予約のうえ、ご来院ください。
TEL:06-6301-5706

<治療内容>

初診 : 禁煙治療の条件の確認

(保険適用であるか否かの確認)

 1. 診察・問診

 2. 呼気一酸化炭素濃度の測定

 3. 禁煙実行・継続に向けてのアドバイス

 4. ニコチン製剤の処方

再診1 (禁煙開始して 2週間後)

再診2 (禁煙開始して 4週間後)

再診3 (禁煙開始して 8週間後)

再診4 (禁煙開始して12週間後)



禁煙の薬:ニコチネルTTSのご紹介
<ニコチネルTTSとは…>

禁煙を困難にしている離脱症状(たばこが吸いたい、イライラなど)に対しニコチンを補充することにより一時的に軽減し、禁煙を容易にすることを目的とした貼り薬です。

使い方:1日1回24時間、体の一部に貼るだけです。
・禁煙の時期とニコチン依存度に応じて、使うサイズが異なります。
ニコチネルTTS30(ニコチン52.5mg)
ニコチネルTTS20(ニコチン35mg)
ニコチネルTTS10(ニコチン17.5mg)


経口禁煙補助薬:「チャンピックス」のご紹介
<「チャンピックス」とは…>

2008年5月8日に日本初となる経口禁煙補助薬のバレニクリン酒石酸塩(商品名:チャンピックス錠)が発売されました。適応は、「ニコチン依存症の喫煙者に対する禁煙治療」です。これまでわが国の禁煙治療では、ニコチンを含有するガム製剤(OTC薬、商品名:ニコレット)と貼付剤(商品名:ニコチネルTTS)が、ニコチン代替療法における禁煙補助薬として使用されていますが、経口剤は存在しませんでした。
ただしニコチン代替療法は、ニコチンによる血管拡張作用のため、副作用として頭痛やめまいなどを生じることがあるほか、不整脈や虚血性心疾患などの患者には使用できません。また貼付剤は、肌がかぶれやすいといった欠点もあります。
今回、製造承認を取得したバレニクリンは、ニコチン性アセチルコリン受容体の部分作動薬です。ニコチン受容体は、ニコチンが結合するとドパミンが放出され、強い快感や報酬感をもたらします。これがニコチン依存の原因とされます。バレニクリンは、ニコチンに代わってニコチン受容体に結合することで、禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する切望感を軽減します。またそれと同時に、ニコチンに先んじてニコチン受容体を占有することで、再喫煙した場合にも満足感が得られにくくなり、禁煙を持続しやすくなる効果が期待できます。
参考ホームページ;http://sugu-kinen.com/med

禁煙治療保険適用の方は保険が使えます!

日本ではニコチン依存症が新たな治療対象疾患として認知されるようになり、2006年6月の診療報酬改定で「ニコチン依存症管理料」が新設され、ニコチン製剤等を用いた外来禁煙治療に保険を適用することが可能となりました。

西中島クリニックは、あなたの禁煙を応援しています!


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