肝臓病

肝臓は、体の中にある化学工場です。肝臓病の多くは、かなり病気が進行しないと自覚症状がなく、別名「沈黙の臓器」と呼ばれています。自覚症状がなくても異常があれば直ちに治療を!!


1.肝臓の主な働き

〜肝臓は無口な働き者〜

  1. 栄養分の分解と合成
  2. 栄養分の貯蔵
  3. 有害物質の解毒
  4. 胆汁の産生

肝臓で合成された物質の働き

ブドウ糖

エネルギー源

アルブミン

血液中の水分保持

グロブリン

免疫機構で抗体の役目

コレステロール

血液の流れを良くする

このような働きによって、食物を体に役立つ形にかえる、有害物質を解毒するといった重要な役割を担っています。




2.肝機能障害は健康診断結果では、どの値を見るの?
健康診断等の血液検査でよく目にすることのある、GOT、GPT、γ-GTPが肝機能に関する値になります。

  • 【GOT(AST)】
    心筋、肝臓、骨格筋、腎臓などに多く存在し、これらの機器に異常が起こるとGOTにもすぐに異変が現れます。肝臓障害、心筋梗塞、溶血などを診断する上で重要です。

  • 【GPT(ALT)】
    特に、肝細胞の変性や壊死に敏感に反応するのでGOTとともに肝臓・胆道系の病気の診断に欠かせません。

  • 【γ-GTP】
    肝細胞の中でも酵素の分泌と吸収に関連した部分が多く存在するため、アルコールや薬剤などが肝細胞を破壊したときや、結石、ガンなどで胆管が閉塞したときに価が増加します。特にアルコールに敏感です。

基準値

GOT(AST)

10〜40 U/l

GPT(ALT)

5〜45 U/l

γ−GTP

16〜73 U/l





3.生活習慣と関連の深い肝臓病は?
脂肪肝アルコール性肝炎が主にあります。その他肝臓の病気としては、ウイルス性による慢性肝炎、肝硬変、急性肝炎など様々です。




☆脂肪肝とは?
…中性脂肪が肝臓に異常に沈着し、肝臓が重くなり大きく腫れ上がります。



☆脂肪肝に多く見られる症状〜あなたは大丈夫ですか?〜

おなかが張る

食欲不振

吐き気

全身倦怠感

疲れやすい





☆脂肪肝の予防・治療法
肝臓病の食事療法の基本は「エネルギーが適正で、栄養バランスのとれた食事」です。

  • お酒は控えめに
  • カロリー制限(1800Kcal以下が目安です)
  • タンパク質(1日100g以上)の食事摂取
  • 糖分は控えめに

    肥満を解消する食事をとりましょう!

※ 肥満、糖尿病による脂肪肝では、運動によりエネルギーを消費することをおすすめします。(自覚症状、肝機能異常が強い場合は除きます)





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