1.
私たちの腸の中には、500種類以上、100兆個もの細菌が棲みついています。細菌の中には私たちの健康に良い影響を与えるものがいて、「善玉菌」と呼ばれています。反対に病気の原因になる「悪玉菌」もいて、いつも勢力争いをしているのです。腸内の善玉菌を増やすためには善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌を含むヨーグルトなどを食べて、外から善玉菌を補給することが非常に効果的です。

ただし、乳酸菌は胃酸で死滅しやすいので、生きたまま腸に届くような菌を摂ることが大切です。生きて腸に到達した菌はそのままそこに棲みつくことはできませんが、酸をつくりだして、もともと棲んでいた善玉菌が棲みやすく増えやすい環境をつくりだしてくれるからです。また、ビフィズス菌の大好物のオリゴ糖はゴボウやアスパラガス、タマネギなどの野菜に多く含まれる糖類で、胃や小腸ではほとんど消化されずに大腸まで届いてビフィズス菌のエサになるので、もともと腸に棲んでいるビフィズス菌を効率よく増やすことができます。また、オリゴ糖を分解してできる物質が腸を刺激して便通を促す効果もあります。

2.
食物繊維を摂るために、せっせと野菜サラダを食べているという人はいませんか?実はサラダの材料になるレタスやキュウリなどに含まれる食物繊維はほんの少し。サラダだけで1日に必要な食物繊維を摂るのはかなり大変です。そこで、食物繊維を多く含む穀物や豆類、イモ類、海藻、キノコ類などを組み合わせ、なるべく多種類の食品から摂取するのが賢い方法です。


腸はとてもデリケートな臓器。ストレスなどで精神的なバランスがくずれると、腸の働きも乱れてしまいます。

 精神的なストレスが原因で、便秘や下痢などの便通異常を起こす病気を「過敏性腸症候群」といいます。過敏性腸症候群にはいくつかのパターンがありますが、いちばん多いのが下痢と便秘を繰り返すタイプ。便秘が続いたかと思うと、急に下痢の症状が起こってトイレに駆け込む・・・。こんなふうに便秘と下痢を繰り返すのが特徴です。

 「強いストレスを感じると腸がけいれんを起こし、便通が妨げられてしまいます。便意が起こってもウサギの糞のようなコロコロした便しか出ません。このとき、腸内では悪玉菌が増殖して有毒物質をつくり出しています。腸は体内に貯まった有毒物質を排泄しようとして、過敏なぜん動運動が起こり、下痢を引き起こすのです」

 これはまさに腸の異常事態。善玉菌はパワーを失い悪玉菌がはびこるばかりです。悪循環を断ち切るためにも、ストレスの原因を取り除く必要があります。

腸内細菌のアンバランスが引き起こすといわれる病気やトラブルは下痢や便秘、肌荒れはもちろんのこと、多くの感染症や動脈硬化、高血圧、ガン、自己免疫疾患、アレルギーなど実にさまざま。逆に腸内細菌のバランスを整えておけば、これらの病気を予防することにもつながるのです。

                           (参考:元気生活)


ダンボ
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