現在1300万人もの花粉症患者がいるといわれ、女性では30代、男性では20代に最も多く、子供にまで増加の傾向があるそうです。
今回は、そんな国民病ともいえる花粉症についてとりあげてみます。


生物には、生体防御機構(生物が自分を守るしくみ)があり、そのひとつを免疫といいます。免疫は文字どおり「疫」を「免れる」(病気にかからない)という意味です。ウイルスなどが体に侵入すると、体内でそれに対抗する抗体というものをつくります。これが免疫の作用で、ウイルスなどを抗原と呼び、それに対抗してできたのが抗体です。この抗体の働きによって、ウイルスなどは体の中に侵入・増殖することが出来なくなります。
一方、免疫は生体にとって有害・不快な症状を起こし、病気の原因になることもあります。これがアレルギーといわれるものです。


花粉は本来、人体にはあまり問題がないもので、ウイルスとは違いますが、花粉にさらされるとそれに対抗する抗体ができる人がいます。そして抗体の働きが起こり、花粉を吹き飛ばそうとくしゃみを連発し、花粉を流すために水ばながあふれます。
これが花粉症です。


1. 花粉をたくさんつくる若いスギの適齢期
2. 大気汚染によるアレルギー性病気の増加
3. 都市化
  • 花粉の大部分は土に還るがコンクリート、アスファルト化が進み大気中に舞い上がってしまう
4. 食生活の変化
  • 近年、特に高栄養・高たんぱく食となり免疫力が向上した
5. ストレス




【目】 【鼻】

・かゆい

・くしゃみがでる
・涙がでる ・大量の鼻水がでる
・充血する ・鼻がつまる



免疫はもともと、からだにとっての異物(非自己=ウイルスなど)をやっつけるのが仕事です。
ところがあまり問題のない相手に強い力をふるいすぎると、勢いあまってさまざまな症状がでてきます。これがアレルギーです




1. まず診察を…
当院では血液検査を行っています。採血をして血液中の抗体を測定します。少し時間がかかりますが(約一週間)、この採血により、自分の花粉症がどんな植物によって起こっているのかがわかります。
2. 薬
おなじ花粉症とはいえ、患者さんひとりひとり、症状が少しずつ違っています。症状のタイプによってよく効く薬があります。たとえば、ほとんど全員の患者さんにあらわれる鼻症状の中でもくしゃみ、鼻みずに効くタイプと、鼻づまりに比較的良く効くタイプなど個性があります。また人によっては眠気のでやすい薬と、ほとんど問題にならない薬もあります。点鼻薬や点眼薬を使うこともあります。医師の処方、指示を守りましょう。
3.予防
◇花粉を避ける
花粉症に限らず、アレルギー性の病気の治療で最も大切なことはアレルギーの元になる抗原(花粉)などを避けることです。
◇正しい生活習慣
リラックス
過労を避ける
寝不足に気をつける

※参考文献:板倉康夫「花粉症のくすり」(株保健同人社1996年発行) 保健同人社1996年発行)


ダンボ
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